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マイホームを取得した時の税金
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マイホームを取得する時、皆様はその資金をどうされますでしょうか。
全額、自己資金で取得する人は別として、一部を自己資金とし、残りは金融機関でローンを組むか、親から援助を受けるのが普通でしょう。
今回は住宅を取得する際に、その資金を親から援助を受けた場合、どのような問題点があるかみてみましょう。

【1】贈与税のあらまし
親にかぎらず、個人から財産の贈与を受けた場合には、贈与税が課税されるのはよく知られていることですが、平成13年より、贈与を受けた場合に、贈与税がかからない金額(=基礎控除)が、年間60万円から110万円に引き上げられました。

≪贈与税の計算式≫
(贈与を受けた財産の価額−基礎控除110万円) ×税率−控除額=贈与税額
課税価格


(贈与税の速算表)表A
課税価格 税率 控除額 課税価格 税率 控除額
150万円以下 10% 0円 1,000万円以下 45% 1,400,000円
200万円 〃 15 75,000 1,500万円 〃 50 1,900,000
250万円 〃 20 175,000 2,500万円 〃 55 2,650,000
350万円 〃 25 300,000 4,000万円 〃 60 3,900,000
450万円 〃 30 475,000   1億円 〃 65 5,900,000
600万円 〃 35 700,000  1億円超  70 10,900,000
800万円 〃 40 1,000,000

贈与税はその年1月1日から12月31日までの1年間に、贈与を受けた財産の価額に、上記算式を適用して計算した金額を、翌年2月1日から3月31日までに税務署に贈与税の申告書を提出して税金を納付します。


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