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乳幼児に限り、保険診療の自己負担額を市区町村で助成してくれます

乳幼児が病院にかかった場合には、自己負担した医療費の一部又は全部を市区町村が助成してくれる制度があります。その助成の額や子の対象年齢については、その自治体によって差異がありますので、住所地の市区町村役場で確認する方法がベストといえます。

子の対象年齢の一般的な例は、通院の場合が0歳〜3歳未満、入院の場合は0歳〜3歳未満の子が入院1日目から。3歳〜小学校就学前の子は、継続して8日間以上の入院が対象となります。ただ、自治体によっては、通 院の場合が0歳〜4歳になった月末まで、入院の場合は義務教育就学前までと年齢幅を拡大する動きも見られますので、あなたのお住まいの市区町村役場でも、同様に幅の広い対象年齢の可能性があります。

助成の額については、医療機関へ支払う医療保険の対象となる医療費(食事療養費を除く)の全額とする自治体もあれば、通 院の場合は自己負担500円(500円に満たない場合にはその額)、1ヶ月4回が限度で、5回目からは自己負担金はないという制度の自治体もあります。ですから、やはり対象年齢も含めて、お住まいの市区町村役場でご確認いただく方がよいかと思います。
手続きは、子供が生まれたら、市区町村役場の児童福祉課へ申請します。申請が受け付けられると、受給資格者証が交付されます。なお、自治体によっては所得制限も設けている場合がありますので、ご注意ください。
診察を受けるときは、医療機関の窓口で、この受給資格者証と保険証の二つを提出してください。
※ 詳しくは、お住まいの市区町村役場の児童福祉課にお尋ねください。


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