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公費で医療費の負担が軽減されるのは?(小児患者)

健康保険制度以外の制度で、医療費の負担が軽減されるものをご紹介します。
今回は、小児患者の場合についてです。
小児の難病患者は患者負担なし
小児(原則として18歳未満)が、厚生労働大臣が指定する難病にかかり、小児慢性特定疾患医療受診券を受けている場合は、健康保険の一部負担金が公費で負担され、患者負担はありません(小児慢性特定疾患治療研究事業)

医療費の負担
厚生労働大臣の指定する小児の難病(*印は、入院のみ対象)
・ 悪性新生物
・ 慢性腎疾患*
・ ぜんそく*
・ 慢性心疾患*
・ 内分泌疾患
・ 膠原病(コウゲン)*
(若年性関節リウマチは通院も)
・ 糖尿病
・ 先天性代謝異常
・ 血友病等血液疾患
・ 神経・筋疾患*
(注)悪性新生物、慢性腎疾患、ぜんそく、慢性心疾患、膠原病、血友病等血液疾患、内分泌疾患のうち下垂体性小人症、先天性代謝異常のうち軟骨異栄養症については、20歳まで延長されます。


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